事業開始当初は、恵那市の市庁舎、小中学校等を含む市有施設、約60カ所および明知ガイシ株式会社大久手工場(NGKグループ)を電力供給先とし、規模は計8千kW、約18百万kWh/年を予定しています。
本事業で太陽光パネル設置のために、森林の伐採や山地の開発などは行いません。景観に十分配慮し、市有施設の屋根や市有地など、計約 1.5MW のPVパネルを設置する予定です。
恵那電力が事業開始までに設置予定の10か所の太陽光発電設備は、すべて再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)に依存しない非FIT電源であり、温対法上「CO2フリー電力」としてカウントされます。今後、本事業で得られた利益から、更なる太陽光発電設備や蓄電池を設置するとともに、市内卒FIT電源の活用等を検討し、恵那市のゼロカーボンシティ実現に向け着実にCO2削減に取り組んでいきます。
まずは市有施設(高圧)および、明知ガイシ株式会社大久手工場(NGKグループ)への電力供給を着実に行っていく予定です。その後、恵那電力の理念である「エネルギーの地産地消、地域内のCO2削減、地域内の資金循環、災害対応力向上」に共感していただけるよう努め、ご賛同いただける民間企業様等への供給拡大に取り組んでいきます。